大谷翔平 驚がくの先頭打者アーチに「目の覚めるような一撃」NHK解説もビックリ 球団史上初、先発投手のアーチ→打線も奮起で一挙3点を先制

 「ナ・リーグ・優勝決定シリーズ、ドジャース-ブルワーズ」(17日、ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手が初回先頭の第1打席で右翼へ先頭打者アーチを放った。

 ポストシーズン9試合ぶりの一発にスタンドは沸き返った。NHKBSで解説を務めた小早川毅彦氏も「目の覚めるような一撃でしたね」と語った。

 左腕・キンタナとの勝負。じっくりとボールを見極めながら打てるボールを待った。カウント3-1からの5球目はファウルとなるも、フルカウントからの6球目、内角低めのスライダーを完璧に捉えた。

 打った瞬間に行ったと分かる確信の一撃。先発投手がポストシーズンで本塁打を放つのは球団史上初の快挙となった。

 チームは一気に沸き返り、続くベッツ、スミスの連打で無死一、二塁と好機を拡大。フリーマンは三振に倒れたが、エドマンが中前打を放ち価値ある2点目を奪った。さらにテオスカー・ヘルナンデスの内野ゴロ間に3点目を挙げ、打線の援護を呼び込んだ。

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