大谷翔平 不振脱出へ異例のフリー打撃で14発 3連発、150m超特大弾の衝撃打球も 監督、フリーマン、カーショーら興奮 歓声、拍手も起こる
ドジャースの大谷翔平投手は15日(日本時間16日)、ブルワーズとのナ・リーグ優勝決定シリーズ第3戦に向けて本拠地のドジャースタジアムで前日練習。ブルペンで投球練習後、屋外で異例のフリー打撃も行った。32スイングで14本の柵越えを放った。
打撃はポストシーズンに入り34打数5安打(打率・147)と不振。この日の練習では鬱憤(うっぷん)を晴らすように、レギュラーシーズンでも行わなかったフリー打撃も行い、感触を確かめた。
3連発を2度、右翼最上部の屋根を直撃する推定150メートル弾をたたき込むなど快音を連発。その様子を見守ったロバーツ監督、フリーマン、マンシー、カーショーらは興奮の様子で拍手し、歓声をあげた。
打撃練習は室内で行うのが大谷スタイルだったが、異例の光景。試合では使用しない特製バット、登場曲も流して気分転換した。
試合前の会見ではロバーツ監督が11日に「あのようなパフォーマンスではワールドシリーズは勝てない」と苦言していたことについて問われ「逆に言えば、打てば勝てると思ってるのかなと思う。打てるように頑張りたい」と語っていた。
また、第4戦は先発予定。中12日のマウンドへ向けて、ブルペンで30球を投げ込んだ。




