山本由伸の偉業 メジャーでも珍しいポストシーズンの完投勝利 バーランダー以来8年ぶり【記録一覧】

 「ナ・リーグ・優勝決定シリーズ、ブルワーズ1-5ドジャース」(14日、ミルウォーキー)

 ドジャースは敵地で2連勝。先発の山本由伸投手が9回3安打1失点、ポストシーズンの大舞台でメジャー初の完投勝利を飾る偉業を成し遂げた。

▼ポストシーズンでの完投データは以下の通り。

◇2017年にジャスティン・バーランダー(アストロズ)がア・リーグ優勝決定シリーズ第2戦で達成。

◇ナ・リーグでは2003年優勝決定シリーズ第5戦、マーリンズのジョシュ・ベケット以来。

◇ドジャース投手では2004年地区シリーズ第3戦のホセ・リマ以来、21年。

◇メジャー初完投勝利をポストシーズンで達成したのは史上4人目。2016年のマルコ・デストラーダ(ア・リーグ優勝決定シリーズ第1戦)以来、9年ぶり。

 また、敵地で2連勝したドジャースにとっては、過去のデータから80%超の突破率が見込める優位な状況となった。

▼2連勝のデータは以下。

◇1985年にリーグ優勝決定シリーズ(LCS)が現在の7回戦制に移行して以来、ナ・リーグ優勝決定シリーズ(NLCS)の第2戦に勝利したチームは59.0%の確率(23/39)でワールドシリーズ進出。

◇シリーズ2勝0敗としたチームは17あり、そのうち82.3%にあたる14チームがワールドシリーズに進出。

◇ポストシーズン全体で見ると、シリーズ2勝0敗のリードを奪ったチームは188シリーズ中162回(86.2%)シリーズを突破している(3戦制のシリーズを除く)。

◇7回戦制のシリーズに限ると、2勝0敗のチームは93シリーズ中78回(83.8%)勝利している。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

大リーグ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(大リーグ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス