「ナ・リーグ・優勝決定シリーズ、ブルワーズ－ドジャース」（１３日、ミルウォーキー）

　両チームが第１戦のラインアップを発表。ドジャースは大谷翔平投手が「１番・指名打者」で出場する。フィリーズとの地区シリーズでは対左腕対策としてスタメンを外れていたマックス・マンシー内野手がスタメン復帰。ブルワーズはオープナーを採用し、左腕のアーロン・アシュビー投手が先発のマウンドに立つ。

　大谷はポストシーズン６試合で打率・１４８、２本塁打、５打点、ＯＰＳ・６０８。レッズとのワイルドカードシリーズ第１戦では自身初のＰＳ２本塁打を記録したが、その後の５試合はノーアーチが続いている。

　フィリーズとの地区シリーズではメジャー屈指の左腕先発陣に苦戦を強いられ、１８打数１安打、打率・０５６と本来の力を出し切れなかった。ロバーツ監督は２日前のオンライン会見で「「レギュラーシーズンではポストシーズンほど左投手に苦しんでいたわけではなかった」と前置きし、「どのチームもショウヘイにはできるだけ左投手をぶつけてくるだろうけど、彼自身があの（地区）シリーズを振り返って、ストライクゾーンの外に手を出しすぎていたことや、ゾーン内の球を見逃していたことを見つめ直してくれることを期待している。打席の質をもっと上げる必要がある」と奮起を期待した。

▽ブルワーズのラインアップ（ポストシーズン５試合の成績）

１番・左翼　チュウリオ　　　打率・３８９　１本塁打　６打点　ＯＰＳ１・０８８

２番・ＤＨ　イエリチ　　　　打率・２６３　０本塁打　０打点　ＯＰＳ・６８０

３番・捕手　コントレラス　　打率・３００　２本塁打　３打点　ＯＰＳ・９８３

４番・二塁　チュラング　　　打率・１５０　１本塁打　２打点　ＯＰＳ・５４０

５番・一塁　ボーン　　　　　打率・２８６　２本塁打　４打点　ＯＰＳ１・１２６

６番・中堅　フリリック　　　打率・２３５　０本塁打　１打点　ＯＰＳ・５９４

７番・三塁　ダービン　　　　打率・２５０　０本塁打　２打点　ＯＰＳ・６１８

８番・左翼　コリンズ　　　　３打数無安打

９番・遊撃　オルティス　　　打率・１５４　０本塁打　０打点　ＯＰＳ・４２１

　　　投手　アシュビー　　　４登板　防御率５・７９

▽ドジャースのラインアップ（ポストシーズン６試合の成績）

１番・ＤＨ　大谷　　　　　　　打率・１４８　２本塁打　５打点　ＯＰＳ・６０３

２番・遊撃　ベッツ　　　　　　　　　　打率・３８５　　０本塁打　４打点　ＯＰＳ１・００６

３番・右翼　Ｔ・ヘルナンデス　打率・３０８　３本塁打　９打点　ＯＰＳ１・０２５

４番・一塁　フリーマン　　　　打率・２１７　０本塁打　０打点　ＯＰＳ・６３７

５番・捕手　スミス　　　　　　打率・１５４　０本塁打　２打点　ＯＰＳ・４２１

６番・二塁　エドマン　　　　　打率・２５０　２本塁打　３打点　ＯＰＳ・８００

７番・三塁　マンシー　　　　　打率・３１３　０本塁打　０打点　ＯＰＳ・８２５

８番・左翼　Ｋ・ヘルナンデス　打率・３１８　０本塁打　４打点　ＯＰＳ・８０９

９番・中堅　パヘス　　　　　　打率・０４２　０本塁打　０打点　ＯＰＳ・１２２

　　　投手　スネル　　　　　　２勝０敗　防御率１・３８