ドジャース 今季限りで引退のカーショーがまさかの炎上 2イニング目に悪夢の5失点 6年ぶり救援登板に本拠地大歓声も

 ドジャースのクレイトン・カーショー(提供・共同通信社)
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 「ナ・リーグ・地区シリーズ、ドジャース-フィリーズ」(8日、ロサンゼルス)

 ドジャースのクレイトン・カーショー投手が2点ビハインドの七回からリリーフ登板。1回を無失点に抑え、本拠地のスタンドからスタンディングオベーションが送られた。しかしイニングをまたいだ八回にシュワバーにダメ押し2ランを被弾するなど一挙5失点を喫した。

 レジェンド左腕がブルペンから走ってマウンドへ向かうとどよめきと歓声がわき起こった。ポストシーズンでのリリーフ登板はナショナルズと対戦した2019年の地区シリーズ以来。この時は2被弾で1/3回を2失点だった。

 先頭のターナーに中前打を許すと、続くシュワバーには際どいコースをことごとく見極められて四球で歩かせてしまった。無死一、二塁のピンチを招き、ハーパーには右翼へはじき返されたがテオスカー・ヘルナンデスがスライディングキャッチ。1死を奪うとボームの打席でワンバウンド投球に対し、一塁走者のシュワバーが飛び出してしまった。

 スミスがボールを拾って一塁へ送球しタッチアウト。ターナーは三塁へ進み、ボームはカウントが悪くなったところで申告敬遠。続くマーシュを追い込むとスタンドは総立ちとなった。最後は右飛に仕留めてピンチ脱出。本拠地のスタンドは惜しみない拍手を送った。

 しかし続投した八回、先頭のリアルミュートにダメ押しソロを被弾。あまりにも痛い1点がスコアボードに刻まれた。さらにターナーにタイムリーを許すと、シュワバーに2ランを被弾。まさかの一挙5失点となった。

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