大谷翔平 場内MVPコールの中で第1打席は左飛 スイング直後に悔しさにじませる表情 ド軍は初回1死三塁の好機生かせず

 「ナ・リーグ・地区シリーズ、ドジャース-フィリーズ」(8日、ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手は初回の第1打席で左飛に倒れた。打った直後、思わず悔しそうな表情を浮かべた。

 右腕・ノラとの対戦。MVPコールがわき起こる中、初球のアウトローを見送った。2球目のカーブにスイングをかけたが、打ち損じて一塁側へのファウルとなった。

 2球で追い込まれ、迎えた3球目は外角ツーシームをしっかり見極めた。4球目は甘いゾーンへ入ってきたが、打ち損じて左飛。打った直後、思わず悔しそうな表情を浮かべた。

 大谷はフィラデルフィアでの第2戦で価値あるタイムリーを放った。第1戦では先発してポストシーズン初の勝利投手となっていた。

 大谷凡退後、ベッツが右中間を破る三塁打で先制の好機を演出、T・ヘルナンデスは空振り三振に倒れた中、フリーマンが死球で出塁。ここでスタメン復帰のスミスがフルカウントまで粘るも見逃し三振で無得点に終わった。

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