ヤンキースが地区シリーズで敗退 2年連続WS進出逃す チゾムが攻守で痛恨のブレーキ ボルピーには容赦ないブーイングも

 ヤンキース・ブーン監督(右)とジャッジ(提供・共同通信社)
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 「ア・リーグ・地区シリーズ、ヤンキース2-5ブルージェイズ」(8日、ニューヨーク)

 前年ア・リーグ王者のヤンキースが地区シリーズで敗退。アーロン・ジャッジ外野手が1死走者無しの状況で申告敬遠されるなど、打線がふるわなかった。

 初回に先制を許したヤンキースは三回、マクマーンのソロで試合を振り出しに戻した。だが五回に1点を勝ち越されると、六回の攻撃ではブルージェイズが異例の奇策に出た。

 1死走者なしでジャッジが打席に入ると、相手ベンチは申告敬遠。無条件で同点の走者を出塁させる奇策に本拠地のスタンドからは大ブーイングがわき起こった。その後、スタントンが四球で歩き、2死一、二塁と好機を広げたが、チゾムが二ゴロに倒れて追いつくことはできなかった。

 七回には1死一塁からヒメネスの打球は二ゴロ併殺打かと思われたが、チゾムが痛恨の後逸。一転して一、三塁とピンチが広がり、その後、ルークスの2点タイムリーで致命的なダメ押し点を失ってしまった。4点を追う八回には2死満塁の好機を作りながらも反撃することができなかった。九回にジャッジが左翼フェンス直撃のタイムリーを放ったが、ここまでだった。

 ヤンキースは昨年、ワールドシリーズに進出するもドジャースに敗れた。ニューヨークのファンも今年の雪辱を期待していただけに、七回にボルピーが3打数3三振に倒れると容赦ないブーイングが浴びせられた。地区シリーズで敗退となった。

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