佐々木朗希 抑え筆頭 ロバーツ監督明言「間違いなく第一の選択肢」 第3戦由伸先発!日本人リレーで地区S突破へ

 会見するドジャース・ロバーツ監督(撮影・小林信行)
 ランニングするドジャース・佐々木(共同)
 キャッチボールするドジャース・大谷。左はカーショー(共同)
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 ドジャースのデーブ・ロバーツ監督(53)は7日(日本時間8日)、フィリーズとの地区シリーズ第3戦を翌日に控えた記者会見で、第1、2戦でセーブを挙げた佐々木朗希投手(23)の抑え起用に関し「間違いなく第一の選択肢」と明言した。第3戦に先発する山本由伸投手(27)も最終調整。第5戦までもつれた場合に先発する大谷翔平投手(31)はキャッチボールの後、打撃で構えを確認する様子が見られた。

 舞台を本拠地に移して行われる第3戦。前日会見に応じたロバーツ監督が佐々木の役割に関して注目発言を行った。

 地区シリーズで2戦2セーブを記録。連日のように「ロウキは抑えか」と質問を受けている指揮官は「今は彼が間違いなく第一の選択肢だ」と断言した。その上で連投の経験がないことから「毎日、試合を締めることはない。それは現実的ではないので他の投手を使う。質問に答えるのなら、条件がそろえば間違いなく彼が試合を締める投手だ」と信頼を強調した。

 第2戦が行われた6日の試合前会見では、佐々木の役割について「九回の役割を固定するのは避けたい」と明言を避けていた。その言葉通り、3点リードの九回をベテラン右腕のトライネンに託した。ところが、3長短打を浴びて1死も奪えず1点差に詰め寄られる大乱調。左のベシアを挟み、2死一、三塁の窮地で佐々木を投入。右腕は鮮やかな火消しをやってのけた。

 2セーブ目を挙げた試合後、佐々木は連投にも意欲を見せたが、救援経験はレギュラーシーズンと合わせても5試合。ロバーツ監督は「(起用頻度は)バランスが重要。(ワールドシリーズまで)数週間を戦うことを想定している。多くの人が気付かない要素も含め、慎重に判断している」と長丁場を見据えた。

 この日の佐々木は大谷や山本とは異なる時間帯で救援陣のグループに入って、キャッチボールや外野ダッシュなどで調整。時折、笑顔を見せるなど、リラックスした様子も見せた。ロバーツ監督による事実上の「抑え」指名。守護神・佐々木がチームとともに連覇を目指す。

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