ヒヤリ最後のプレーに佐々木朗希がマウンド上で安ど、大谷翔平は笑顔でナインを迎える 2連勝で突破王手
「ナ・リーグ・地区シリーズ、フィリーズ3-4ドジャース」(6日、フィラデルフィア)
5回戦制(3戦先勝)の第2戦が行われ、ドジャースが1点差で逃げ切って2連勝。リーグ優勝決定シリーズ進出へ王手をかけた。
3点リードの九回は3番手で登板したトライネンが背信投球。先頭から3連続長短打で2点を奪われ、なおも無死二塁で左腕ベシアが登板し、2死一、三塁までこぎつけた。ここで佐々木朗希投手が登板。一打同点の場面で佐々木は強打者ターナーを1ボールからの2球目、159キロの内角速球で二ゴロに打ち取った。
処理した二塁・エドマンの一塁送球はワンバウンドとなったがフリーマンがうまく捕球。フリーマンはそのままベース脇に横たわった。
その瞬間、自身2セーブ目となったマウンドの佐々木は安どの表情。大谷もベンチを飛びだし、笑顔でナインを出迎えた。
この回は無死二塁でストットの送りバントに三塁・マンシーが猛然とチャージ。三塁ベースカバーに入った遊撃・ベッツに送球して二塁走者をタッチアウトにする勝負をかけた好守備もあった。試合後、途中出場で最後のマスクをかぶったスミスは「ササキは直球で勝負した。そしてフリーマンが素晴らしいプレーを見せて見事に勝つことができた」と全員で守り抜いた最終回を振り返った。





