大谷翔平 今シリーズ初安打 七回に4点目のタイムリーを右前へ 右拳突き上げベンチ鼓舞 PSでは2戦ぶり
「ナ・リーグ・地区シリーズ、フィリーズ-ドジャース」(6日、フィラデルフィア)
5回戦制(3戦先勝)の第2戦が行われ、ドジャース・大谷翔平投手が「1番・指名打者」で出場。七回の第4打席で安打を放った。
ドジャースは0-0の六回に3点を先取し、なおも2死一、二塁で大谷が打席へ。打球速度179キロの痛烈な高速ゴロ右前に抜け、二塁走者が生還して4点目を奪った。大谷は一塁上で右拳を突き上げ三塁側の自軍ベンチへ向かって叫び、味方を鼓舞した。
大谷の安打はワイルドカードシリーズ第2戦の1日・レッズ戦以来で2試合ぶり。
初回の第1打席は見逃し三振に倒れた。三回の第2打席は二ゴロ。1死走者なしで打席へ向かうと、フィリーズファンが大ブーイング。大谷は初球を引っかけて二ゴロに倒れると、今度は敵地が大歓声に包まれた。六回の第3打席は一ゴロだった。
大谷は4日の第1戦に先発登板し、二刀流で出場。自身ポストシーズン初マウンドは6回3安打3失点で勝ち投手になったが、打撃では4連続三振と四球に終わっていた。





