大谷翔平 二刀流を続ける理由「できると思っているからだと思う。自分にしかできない役割」【一問一答】
「ナ・リーグ・地区シリーズ、フィリーズ3-5ドジャース」(4日、フィラデルフィア)
ドジャースの大谷翔平投手(31)がフィラデルフィアで行われたフィリーズとのナ・リーグ地区シリーズ(5回戦制)第1戦に「1番・投手兼指名打者」でポストシーズン(PS)初登板し、6回3安打3失点、9奪三振で勝利投手となった。PSでの投打「二刀流」は自身初めて。「公式戦50本塁打」と「PS1勝」を記録したのは1920年のベーブ・ルース以来105年ぶり。2つの記録を同一シーズンで達成したのは史上初の快挙。チームは逆転勝ちで先勝し、好スタートを切った。大谷の主な一問一答は以下の通り。
◇ ◇
-試合前の気持ちは。
「ブルペンも今まで以上にいいセッション(投球練習)だったし、いい感じで試合に臨めていたかなと思う」
-五回のピンチでは最後にシュワバーをカーブで空振り三振に取った。
「(カウント)3-2になった段階で、僕の中にもカーブの選択肢がほとんどだったし、ウィル(スミス)から来た要求もカーブだったので、確実にいけるんじゃないかと自信を持って投げた」
-二回に3失点。
「スプリットを2巡目以降に取っておきたいと思う中で、その前に失点してしまった。(リアルミュートに)打たれたトリプル(三塁打)より、マーシュ選手の、ツーストライクに追い込んだ後のセンター前(安打)が一番いらなかったというか、もう少し工夫できたところはある」
-二刀流を続ける理由は。
「できると思っているからだと思う。それが自分の色であり、自分の強み。チームにとってプラスになるのであれば、それは自分にしかできない役割だと思う。それをこなしていくのが今の仕事だと思っている」
-打者としては4三振(1四球)。
「対戦した投手の質も高い。素晴らしい投手が5打席ともマウンドにはいた。なかなか打てる機会がなかった」





