ロバーツ監督「私たちはまさに歴史を目撃し続けている」大谷翔平の歴史的1勝「こんなレベルでこんなことを」

 「ナ・リーグ・地区シリーズ、フィリーズ3-5ドジャース」(4日、フィラデルフィア)

 ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は試合後の会見で「こんなレベルでこんなことを今までやった選手はいない」と6回3失点で勝利投手となった大谷翔平投手に称賛を惜しまなかった。ポストシーズンで50発を経験した打者が勝利投手になったのはベーブ・ルース以来の快挙に「私たちはまさに歴史を目撃し続けている」と語った。

 ポストシーズンで初めて先発マウンドに上がり、投打同時出場。二回に3失点したが、以降は配球パターンをかえてフィリーズ打線から粘り強くアウトを積み重ねた。

 6回3安打9奪三振。クオリティースタートを達成し、打線の援護を呼び込んだ。「私は切り替えという言葉を良く使うがそれを体現している。一つの試合でまるで2人の人間がいるかのような存在。打席では苦しんでいたが、それを切り離して投手としての役割に集中し、6回を投げて試合を作ってくれた」とロバーツ監督は称賛を惜しまない。

 「打席での感情をどうやってマウンドに持ち込まずにいられるのか。私には想像もできない。私たちはまさに歴史を目撃し続けている」と語り、「6回まで自信を持って任せることができた。彼はどんどん良くなっていった。何も悪い兆候は見えなかったし、もう少しイニングを投げてくれればきょうだけでなく、今後の試合にもプラスになると考えていた」と6回までマウンドを託した理由を説明していた。

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