山本由伸 前日会見でほっこりシーン 日米メディアが温かい笑いに包まれる 園田通訳が一瞬フリーズも→ユーモアいっぱいで英訳
「ナ・リーグ・ワイルドカードシリーズ、ドジャース-レッズ」(30日、ロサンゼルス)
第2戦に先発する山本由伸投手が前日会見に臨み、報道陣が温かい笑いに包まれるほっこりシーンがあった。
日本メディアから「短期決戦で大事なところを教えていただけますか?」という質問が飛び、山本が「とにかく落ち着いてプレーすることだと思ってます。落ち着いてプレーすることで実力を発揮できると思いますし、こういった舞台で歓声をいただいて実力以上のものが出せる。とにかく落ち着いて目の前に集中したい」と語った。
その後、園田通訳が質問も含めて英訳。だが山本の回答を忘れてしまい、一瞬フリーズしてしまった。この様子に会見場は温かい笑いに包まれ、回答を思い出した園田通訳はしっかりと米メディアに山本の言葉を伝えた。
昨年のポストシーズンでは負けられない地区シリーズ第5戦でパドレス相手に好投。以降は先発としての責任を果たし、ワールドシリーズでも結果を出してチームの世界一に貢献した。
「ファンの方がワールドチャンピオンになることを期待してるというのはわかりますし、チームのみんなをそこを目指しているのは分かっている」と山本。レッズとは7月28日に対戦し、7回1失点9奪三振の快投で勝利投手になったが「バッターもいい選手がいますし、足が速い選手もいたり、コンタクト率が高い。打線としてすばらしい。万全の準備をすることが大切」と力を込めた。
今季限りで現役を引退するカーショーからは「打者と対戦する上での心得だったり、技術の面も教えてもらいましたけど。カーショーからはその姿を見て学べたことがたくさんあったと感じますし、1試合にかける気持ちを感じました」という。「良い形でシーズンを終われた。落ち着いて入れると思う。結果を出せるように頑張りたい」と前を向いた。





