ロバーツ監督「本当にグレートなチームになった」苦しんだ末の地区V 先発陣の柱となった山本由伸を絶賛「本当によく頑張ってくれた」

 「ダイヤモンドバックス0-8ドジャース」(25日、フェニックス)

 ドジャースが4年連続の地区優勝を達成した。ゲームセット直後、選手たちはグラウンドで抱き合って喜びを分かち合った。

 大谷と山本は前後で並び、1人ずつハグをかわした。そして優勝キャップをかぶり、グラウンドでTシャツに着替え始めた。マウンドで記念撮影を行っている間、ロバーツ監督は現地中継局のグラウンドインタビューで「とてもグレートなチームになった。最大の目標に向けてのステップだ」と語り、山本については「シーズンを通して本当によく頑張ってくれた」とたたえた。

 ドジャースは今季、開幕から大型連勝を飾るなど、昨年に世界一を奪取した勢いそのままに白星を重ねた。6月には2位・パドレス以下を大きく突き放し、地区優勝は揺るぎないかと思われた。

 だが序盤で先発陣に離脱者が相次ぎ、過度の負担がかかったリリーフ陣が崩れ始めた。さらに野手陣でもエドマンらが離脱し、開幕前に体調不良に陥ったベッツが大不振。投打のバランスが大きく崩れて失速。8月には一時、首位の座を明け渡した。

 それでも開幕から打では大谷、投では山本がチームをけん引。一度も離脱することなく、最前線で戦い続けた。チームの信頼感が高まっていることはベンチの雰囲気を見ても明らか。そして地区優勝を決めたゲームでも2人がドジャースを引っ張った。

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