山本由伸「1試合にかける気持ちがすごい」6回途中無失点で引退表明のレジェンドとグータッチ 秘話も明かす「こういう選手が18年間活躍」
「ドジャース2-1ジャイアンツ」
ドジャースの山本由伸投手はメジャー移籍後ワーストの6四球と制球に苦しみながらも、5回1/3を1安打無失点。チームの連勝を呼び込む粘りの投球に「フォームをまとめきれめず良い投球はできなかったけど、無失点に抑えられて良かった」と語り、「僕もカーショーのようなエースピッチャーになりたい」と思いを語った。
試合前、カーショーが現役引退を発表。山本は「最初聞いた時は悲しい気持ちになりましたけど、2年一緒にプレーさせてもらって、何ににも変えられないような経験をさせてもらった。僕もカーショーのようなエースピッチャーになりたいなと思いますし、偉大な先輩を超えられるように頑張りたいなと思います」と言う。
「自分の野球人生を振り返っても大きな存在だった。カーショーの姿から学ぶことはすごく大きかった。心から尊敬しています」と語った山本。キャッチボールの相手を務めたこともあり「本当にたくさんのことを教えてもらったけど、この2年、一緒にやらせていただいたので、学んだことを生かしていきたい」と前を向く。
この日は立ち上がりから厳しいコースがことごとくボールと判定されて球数がかさんだ。最終的に自己ワーストの6四球を与え、六回で球数が100球を超えた。
それでも前回登板から2試合連続の対戦となるジャイアンツに対し、右打者にはツーシーム、左打者にはカットボールで内角をえぐるなど、配球パターンをガラリと変えた。わずか1安打しか許さず、我慢強く打線の援護を待った。六回に1死二塁としたところで、ロバーツ監督がベンチを出て交代を告げた。スタンドからは大きな拍手が降り注ぎ、ベンチでは引退を表明したカーショーともグータッチ。2番手のドライヤーがピンチを切り抜けると、最前列で満面の笑みを浮かべた。
その後、ベンチでカーショーと歓喜のグータッチ。「1試合にかける気持ちがすごい。選手も引っ張られて。雰囲気がすごい。トレーニングルームに行ったときにカーショーが練習していて。すごいハードワークでこういう選手が18年間、活躍するんだなと見て思いました」と山本。理想のエース像へ、一歩ずつ近づいていく。





