ドジャース継投失敗 3番手のドライヤーが9番打者に逆転被弾 2番手で好投のシーハン降板が裏目
「ドジャース-フィリーズ」(15日、ロサンゼルス)
ドジャースの継投が裏目に出た。2番手で登板したエメ・シーハン投手が七回途中に5回2/3を1安打無失点で降板。逆転への流れを作る好投に、本拠地のファンからスタンディングオベーションでたたえられたが、3番手のドライヤーが打たれた。
3-1の7回無死二塁でマウンドに上がると、1死三塁としたがストットの中前適時打で1点差に。なおも1死一塁で9番打者のウィルソンに中越えに逆転2ランを被弾した。
この日はシュワバー、ハーパーらフィリーズの左の強打者対策の“秘策”として、中継ぎ左腕のバンダが先発登板。しかし、初回にいきなりシュワバーに53号ソロを浴びるなど裏目。1/3回を1安打失点、1四球で降板し、当初先発が予想されたシーハンが2番手でマウンドに上がった。
シーハンはそこから3四球を与えた者の打者20人連続で無安打に抑える好投。味方打線の一時逆転を引き寄せたが、継投がはまらなかった。





