ドジャース先発シーハンは六回に初安打を許す 野手の“お見合い”でピンチ拡大し失点 五回までは完全投球
「ドジャース-ロッキーズ」(9日、ロサンゼルス)
ドジャース先発のシーハンが六回にこの日初安打を許した。
シーハンは立ち上がりから制球が安定し、五回までは1人の走者も許さないパーフェクト投球。味方打線も序盤から援護し、球場内に「今日こそ」の雰囲気が漂い始めた。
5-0で迎えた六回は先頭のキャロスに左前に落ちる安打を許し、完全試合もノーヒットノーランも消滅。場内にパチパチとまばらな拍手が起こった。
続くフェルナンデスの左翼線に上がった打球は、左翼・コンフォートとと三塁・マンシーが“お見合い”する形でフェアグラウンドに落ちる安打に。シーハンは1死後、フリーマンの左前適時打で1点を返されたが、続くモニアクを二ゴロ併殺に打ち取り、最少失点で食い止めた。
ドジャースでは6日のオリオールズ戦でも山本由伸が九回2死まで無安打無得点投球を続けたがソロを被弾。前日8日のロッキーズ戦では犠飛で1点こそ与えていたが八回まで2投手が無安打リレーし、九回に3番手が初安打を許した。





