カブス・今永が6回5安打3失点で降板 初回2死から先制被弾など崩れる 今季10勝目は次戦以降にお預け
「ブレーブス-カブス」(8日、アトランタ)
カブス・今永昇太投手が先発し、6回5安打3失点で降板した。打者23人に80球を投げ4奪三振、四死球ゼロだった。2年連続2桁勝利をかけたマウンドだったが1-3とリードされた状況で降り、今季10勝目は次戦以降に持ち越しとなった。
今永は初回、2死を奪った後に突然、崩れた。3番のアルビーズに中堅左へ先制ソロを被弾。さらに金河成に中前打を浴びると、ボールドウィンの中越え適時二塁打で2点目。アクーニャにも左前適時打で3点目。続くM・ハリスの右翼ポール付近への打球は一度は2ランを判定されたが、ポールの外側を通過しておりファウルに。二ゴロに打ち取って長いイニングを終えた。
その後は立ち直って二回は三者凡退。三回は先頭のオルソンに左前打を浴びたが、後続を断った。四、五、六回も三者凡退で打線の反撃を待ったが、打線は七回にようやく1点を返すにとどまった。
今永は前回2日の本拠地でのブレーブス戦で6回3失点で9勝目(6敗)を挙げた。ただ、味方打線から4点の援護をもらいながら1点差に迫られる展開に「絶対に勝たなきゃという重荷になってしまった」と反省していた。





