大谷翔平が749日ぶり復活の1勝!二刀流で4連勝に貢献 2年前に緊急降板した相手に5回1失点9K「5回まで投げられてよかった」パ軍と2ゲーム差&優勝M「26」

 「ドジャース5-1レッズ」(27日、ロサンゼルス)

 ドジャースが4連勝で地区優勝へのマジックを「26」とした。「1番・投手」で先発した大谷翔平投手が5回1失点、9奪三振の好投で749日ぶりの勝利をマーク。打っても四回の第2打席で逆転劇の起点となる右前打を放つなど5打数1安打1得点だった。

 立ち上がりからカーブを効果的に操った大谷。「こないだの登板が終わった後に、カーブをゲームの中で試したいなと思っていた」と復帰してからここまで球種割合で2%台だった変化球が威力を発揮した。緩急自在に打者のタイミングを狂わせ、立ち上がりを無失点に抑えた大谷。三回先頭にソロ本塁打を被弾したが、投球スタイルは変えずに奪三振ショーを繰り広げた。

 チームが無安打5三振に抑え込まれていた四回には、先頭打者としてチーム初安打となる右前打を放って出塁。その後、ポテンヒット2本で1死満塁と好機を広げると、キケ・ヘルナンデス内野手が中前へ逆転の2点タイムリーを放った。さらに女房役のラッシングも2点適時打を放ち、一挙4点のビッグイニング。好投の大谷を援護した。

 そして五回表をきっちりと三者凡退に抑えて749日ぶりとなる勝利投手の権利を手に降板した大谷。復帰後最長となる5回を投げ、9奪三振も同最多。気温28度のマウンドで大粒の汗を流しながら、初登板時に先発投手として「5回を投げられるように」と語っていた課題をクリアした。

 加えてフォーシーム、スライダー主体の組み立てとはガラッと変え、カーブで緩急をつけながら多彩な球種を散りばめていくスタイルは投手としての懐の深さを感じさせた。対戦したレッズはエンゼルス時代の2023年8月23日に右肘の異常を訴えて降板し、その後、手術へ踏み切ったという相手。不思議な縁を感じさせる1勝だ。試合後には「カーブとスプリットをしっかり投げたい。5回までしっかり投げられたのはよかった」と表情をゆるめた。

 打席でも八回の第5打席では左翼へあと1メートルの大飛球を放つなど、捉えて角度がつく打球が多かった。チームもレッズをスイープし、連勝を4に伸ばした。ナ・リーグ西地区で激しい首位争いを繰り広げるパドレスはマリナーズに敗れ、ゲーム差は2へ開いた。

 今後、直接対決がないため優勝へのマジックは「26」。投手として大きなハードルを乗り越えた大谷が、9月の優勝戦線でも大きな戦力となりそうだ。

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