ドジャース カーショーが投じた謎の1球に米メディア注目 まさかの2バウンドにスタンド失笑「電池が切れた?」「時計を止めた」の指摘も
「ロッキーズ-ドジャース」(21日、デンバー)
ドジャースのクレイトン・カーショー投手が六回途中6安打3失点で8勝目を挙げた。しっかりとゲームを作ったレジェンド左腕だったが、試合中に投げたまさかの1球が米メディアの反響を呼んだ。
場面は三回1死。カウント2ストライクからリッターに対して投じた3球目、サインが合わなかったのか突然、足を上げてモーションに入るとボールを地面にたたきつけるように投げた。ツーバウンドで捕手・スミスのもとへ到達したが、女房役も驚きの反応。スタンドからは笑い声も漏れた。
カーショーはピッチコムを使っておらず、直前のサイン交換ではスミスの要求になかなか首を縦に振らなかった。ピッチクロックのタイムも迫っており、違反でボールと判定されるならという考えもあったかもしれない。
いずれにせよ米メディアは“謎の1球”としてフォーカス。FOXスポーツは「カーショーのコントローラーの電池が切れた」と紹介。米データサイトの「Codify」は「絶対に打てないボール」と投稿した。MBLアナリストのロブ・フリードマン氏は「時計を止めた」と指摘。ドジャース・ネーションは「カーショーは無駄な投球はしない」と分析した。
試合後、カーショーは「とても大きな勝利。打線も序盤から点を取ってくれたし、守備もよく守ってくれた」と語っていた。





