鈴木誠也 大リーグ通算500安打「4年目で、たかが500本」 初回先制、10戦ぶり打点
「カブス5-3オリオールズ」(3日、シカゴ)
カブスの鈴木誠也外野手(30)はオリオールズ戦に「3番・指名打者」で出場し、第1打席で先制打を放って10試合ぶりの打点を挙げた。
鈴木は初回1死三塁で高めのスプリットを右前にはじき返した。先制点をもたらしたこの一打が大リーグ通算500安打目だったが「4年目で、たかが500本なんで、しんどいっすね」と貪欲だった。
6、7月と2カ月連続で、月間打率が2割2分台と低迷した。8月に懸ける思いは強く、この日は七回にも中前打を放って「少しずつ(不振脱出の)兆しは見えてきたかな」と話した。打点は7月22日以来と久しぶり。自己最多を更新し続ける82打点にも笑顔はなく「そもそもがうまくいき過ぎていた」と淡々としていた。
チームは九回、出場機会を減らしている40歳のターナーが代打で2ランを放ってサヨナラ勝ち。鈴木は「プレッシャーのかかる場面で、一発で仕留めるのはさすが」とうれしそうだった。





