菅野智之はオリオールズ残留 チームは“白旗”トレード解体状態 MLBトレード期間終了 日本選手に動きなし

 米大リーグは7月31日(日本時間8月1日)、トレード期限を迎え、他球団への移籍がうわさされたオリオールズの菅野智之投手は残留した。その他の日本選手にも動きはなかった。

 菅野は昨オフに巨人から海外FA権を取得してオリオールズと単年1300万ドル(約20億円)で合意。35歳のオールドルーキーとして注目を集めた右腕は開幕から先発ローテーションの柱としてチーム2位の20先発&109イニングを投げ、同最多タイの8勝(5敗)、防御率4・38の成績を残している。

 5月上旬まで防御率2点台をキープしていたが、5月15日以降の12登板は4勝3敗、防御率5・60と失点の多さが目立っていた。

 オリオールズは50勝59敗でア・リーグ東地区最下位に低迷。首位ブルージェイズと13・5ゲーム差、ワイルドカード争いでもプレーオフ圏内の3位の球団に7ゲーム差をつけられ、苦しい戦いを強いられている。

 チームはすでに来季以降を見据えた編成にかじを切っており、球宴DHのオハーンをはじめ、外野手のマリンズとロレアーノ、先発モートンらを主力を次々と他球団へ放出。白旗トレード状態になっている。

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