今永昇太がまさかの大乱調で4回途中KO 今季ワースト7失点&メジャー最多被安打12 最悪タイの1試合3被弾 悪夢の数字が並ぶ屈辱のマウンドに

 「ホワイトソックス12-3カブス」(25日、シカゴ)

 カブスの今永昇太投手が先発し、4回途中6失点でKOされた。計3被弾で今季ワーストの7失点、被安打12を浴びて4敗目を喫した。

 初回、カウント1ボールからの2球目を左翼へ完璧にはじき返された今永。これでリズムを崩してしまったのか、さらに3連打を浴びて1死満塁のピンチを招くと、ソーサに中前2点打を浴びた。

 なおも一、二塁のピンチはなんとかしのいだ今永。だが1イニングで5安打を浴び、3失点と思わぬ立ち上がりとなってしまった。

 さらに二回も先頭のモンゴメリーにソロを被弾。次打者に中前打を浴び、スレーターの打球は右翼フェンスギリギリのところでタッカーが好捕。全体的にボールが高く、キレも欠いた。抜けるボールも多く、なおも一、三塁からタイムリーを浴びて今季ワーストタイとなる5点目を失った。被安打9は今季ワースト。二回途中で早くもブルペンが準備を始めた。球数は50球を超える苦しい展開だった。

 三回も続投した今永は1死から外野手同士がお見合いしてしまい、二塁打で得点圏に走者を背負う。それでも後続を打ち取ったが、被安打数は2桁の10を数えた。

 四回は先頭にスレーターにバックスクリーンへ運ばれ、今季ワーストの6失点。1試合3被弾はワーストタイとなった。さらに次打者にも二塁打を浴び、被安打12は昨年のメッツ戦以来となる自己ワースト記録だ。さらに後を受けたフレクセンが犠飛で走者をかえしてしまい、7失点。トークマンに2ランを被弾し、カブスは9点ビハインドの苦しいゲームとなってしまった。

 今永はケガから6月26日のカージナルス戦でメジャー復帰。以降は安定した成績を残しており、3試合連続でクオリティースタートを達成していた。

 チームは最終的に12失点。勝てばナ・リーグ中地区で首位のブルワーズに並ぶことができたが、浮上に失敗した。

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