大谷翔平は何度も首振り トラウトは「過去最大の怒り」で詰め寄る→エ軍監督代行が退場処分に 人格者2人がストライク判定に不満あらわ
ドジャースの大谷翔平投手、エンゼルスのマイク・トラウト外野手が7日(日本時間8日)、球審のストライク判定に不満をあらわにするシーンがあった。2023年WBC決勝でそれぞれ日本代表、米国代表の旗手を務めた2人。ともに人格者として知られる両者が怒りをにじませた。
大谷は敵地で行われたブルワーズ戦の第3打席。フルカウントから内角ツーシームを完全に見切り、一塁へ歩きかけた。だが球審の判定はストライクで見逃し三振。思わず左手を振り“抗議”の意を示すと、ベンチに戻る際には何度も何度も首を振った。
ボールは完全にゾーンを外れており、中継映像やMLB公式の1球速報でもはっきりと枠外に記された。ロバーツ監督もベンチ前に出て不快感をあらわにした。
一方、アナハイムで行われたレンジャース戦では、トラウトが激高。七回2死からの打席で低めのボールを見極めたかに思われたが、球審はストライクをコールした。地元紙「オレンジカウンティー」のジェフ・フレッチャー記者は自身のXで「過去最大の怒り」と表現した。
トラウトをかばうためにベンチを出て抗議したモンゴメリー監督代行が初の退場処分に。かつてエンゼルスでチームメートだった2人が奇しくも、同日にストライク判定に不満をあらわにする珍事が起こった。





