大谷翔平 首&手を振って球審に“抗議” 完全なボール球をストライク判定 ロバーツ監督も不快感あらわに

 「ブルワーズ9-1ドジャース」(7日、ミルウォーキー)

 ドジャースの大谷翔平投手が7点を追う六回の第3打席で見逃し三振に倒れた。直後、首と左手を振りながら球審に訴えた。

 初球のフォーシームをスイングするも振り遅れてのファウルに。2球目の低めカーブは見極めた。3球目の高めフォーシームもファウルになった。4球目、5球目ときっちり見極めて勝負をフルカウントに持ち込んだ。

 6球目の内角ツーシームを見極めたかに思われたが、球審はストライクをコール。直後に大谷は左手をあげて球審にアピール。ロバーツ監督もベンチ前に出て不快感をあらわにした。映像では完全にゾーンを外れたツーシームで、MLB公式の1球速報でもボール球だった。

 第1打席では変化球にタイミングを外されたが、三塁への内野安打を放っていた。第2打席は変化球を打ち損じて思わず悔しげな表情を浮かべていた。

 それでも第4打席では右前打を放ち、7月初のマルチ安打をマークした大谷。チームは大敗で今季ワーストタイの4連敗を喫した。

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