大谷翔平 オールスター選手間投票でも圧勝 ナ・リーグ指名打者部門 試合はお疲れ?二刀流出場翌日13打席無安打
「ドジャース1-5アストロズ」(6日、ロサンゼルス)
米大リーグ機構(MLB)は6日(日本時間7日)、オールスター戦(15日・アトランタ)の選手間投票の結果を発表。すでにファン投票でナ・リーグ最多票を獲得し、5年連続出場を決めているドジャースの大谷翔平投手(31)が選手からも票を集め、指名打者部門2連覇を達成した。この日、本拠地で行われたアストロズ戦では「1番・DH」で出場し4打数無安打。3連敗を喫したチームとともに小休止となった。
564対260。MLBから発表されたナ・リーグの指名打者部門の選手間投票結果は、大谷が次点のシュワバー(フィリーズ)に2倍以上の差をつけて圧勝した。
1番打者でナ・リーグトップの30本塁打、メジャー全体断トツの86得点。昨季同様、本塁打王と得点王の力を存分に発揮し、2年連続で選手から最も多く支持された。
他の選手がそうであるように、大谷にとっては他の選手からの評価は格別だ。21年の選手によるシーズンMVP投票で、最多票を集めた際には「やっぱり、現場の選手から、実際に戦っている選手からそう言ってもらえるのは特別ですし、本当にうれしいです」と喜びを口にしている。
前日には31歳にもなった大谷だったが、この日の試合ではアストロズの投手陣に4打数無安打に封じられた。チームも完敗し、5月16~18日のエンゼルス戦に続いて今季2度目の同一カード3連敗。終盤に失点した投手陣には地元ファンからブーイングが起こった。
投打同時出場から一夜明けのデーゲームで小休止。これで今季の登板翌日の打撃成績は全3戦、13打席連続無安打(1死球含む)となった。投手復帰が打撃に与える影響が心配される中、試合後は遠征地のミルウォーキーへ移動した。気持ちを切り替えて前半戦最後の6試合に臨む。





