青柳が会社設立発表 帝京大時代の先輩・木南了氏と スポーツを通じた経験や学びをビジネス分野に還元

 青柳晃洋投手(31)が7日、帝京大時代の先輩である木南了氏(33)と株式会社「act way」を設立し、取締役に就任したことを発表した。

 「挑戦」を軸に、スポーツを通じた経験や学びをビジネス分野に還元することが目的。学生やアスリート、ビジネスパーソンを対象とした講演・研修を行うほか、SNSを通じたPR支援など企業向けパートナーシップ事業を中心に展開する。

 自身の経験が後押しとなった。アメリカでは現役選手が競技レベルにかかわらず、投資やビジネスに関わっているケースが多い。「宿舎のロビーでずっと話してる選手がいたから『何してるの?』って聞いたら、その選手は3社に出資していて、ミーティングをしていた。『別のことに頭を使う時間をつくることで、より野球に集中できる』と言ってた」。異国の考え方に感銘を受け、現役中の設立に至ったという。

 日本ではまだ受け入れられづらい考えではあるが、アスリートの引退後のキャリア形成は課題の一つ。「現役中から外の世界と関わることは大切。日本でも広まれば、野球選手がより動きやすい環境になる」と新たなロールモデルを目指す。

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