大谷翔平の投手復帰後打率・212 ロバーツ監督は打撃への影響「特にない」 大谷「ちょっとしたズレ」
「ドジャース4-6アストロズ」(5日、ロサンゼルス)
ドジャースの大谷が復帰後4度目の投打同時出場。6月16日の投手復帰からこの日まで18試合に出場し、5本塁打、15打点をマークしているが、打率・212(66打数14安打)と本来の力を出し切れていない。
この日は2点を追う九回に絶対的守護神ヘイダーから7球目をしぶとく右前へはじき返して意地を見せたが、エース左腕バルデスには3打数無安打1四球。アウトはすべて右方向へのゴロだった。
試合後の大谷は自身の打撃について「最近、打席ではそんなにいい打席が送れていないので、そこがまず一つ反省点」と自己分析。投手復帰による打撃への影響を問われると、「すごく悪いって感覚はないんですけど、なんて言うんですかね、きょうもそうですけど、自分が捉えたと思ってるのがセカンドゴロになったりとかっていうちょっとしたズレが…、不調の時っていうのは、そういう感じじゃないかなと思うので。逆に言えば、少しの感覚の違いですぐに戻ってきたりはするので、そこは練習で養っていくしかないのかなとは思ってます」と話した。
開幕から大谷を1番で起用し続けているロバーツ監督は、投手復帰前と復帰後の打撃の変化について「特にない。まだサンプル数が少ないんで答えづらい」と否定的。「登板した日の内容、その相手、次の日のバッティングなども含めて、全体としてまだ判断材料が少ない。現状では、投げた日でもその翌日でも、いい打席を送れていると思う。きょうに関して言えば、相手がフランバー(バルデス)だったので、特に左打者には厳しい相手だというのもある。総合的に見てまだ特に大きな変化は見えない」とも話した。




