3A前田健太、6回2被弾3失点も今季最多6奪三振 最速150キロ 6月月間防御率3・18 メジャー復帰へ手ごたえ94球

 前田健太
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 「アイオワ2-4コロンバス」(28日、デモイン)

 カブス傘下3Aアイオワ・カブスの前田健太投手(37)が6回3安打3失点で降板。94球を投げて与四球2、移籍後最多の奪三振6。最速は150キロを計測するなど、メジャー復帰へ収穫の多い登板となった。防御率7・20。

 前回、22日の登板で7回1安打無失点。移籍後7試合目で最高の結果を残した前田は、中5日のマウンドで初回、いきなり被弾。先頭打者に1ボールから低め132キロスイーパーを完璧に捉えられ、左中間フェンスへ運ばれた。しかし、後続を2者連続空振り三振に仕留めるなど、最少失点に抑えた。

 立ち直ったかと思われたが、二回は2者連続四球で無死一、二塁。コーナーを突いた球がわずかに外れてピンチを背負うも、3人目をカウント2-2からスプリットで遊ゴロ併殺。ところが、2死三塁の場面で迎えたキューバ生まれの23歳バルデスにカウント2-2から高めのボールになる148キロツーシームを右翼席へ運ばれ、2点を追加された。

 三回は7球で3人を料理。四回は1死から迎えた打者をこの日最速の150キロ直球と138キロスプリットのコンビネーションで空振り三振。2死から二塁打を許したが、後続をスライダーで二飛に仕留めた。

 五回は3者連続内野ゴロ。六回も2三振を含む3者凡退。最後の打者をスライダーで空振り三振に仕留めた瞬間、グローブを叩いて気を開放した。

 23年オフにタイガースと2年2400万ドル(約34億8000万円)で合意した前田は、メジャー10年目の今季は中継ぎの一員として開幕メンバー入り。7登板で防御率7・88と結果を残せず、5月1日にメジャー40人枠から外され、事実上の戦力外となった。今季年俸1000万ドル(約14億5000万円)はタイガースが負担するため、カブスは前田をメジャーに昇格させた場合、最低保証年俸76万ドル(約1億1000万円)を日割りで払うことになる。

 マイナーではここまで8試合に登板して1勝2敗、防御率7・20。5月29日の試合で1回9失点の大乱調で防御率は一時、24・3まで跳ね上がったが、6月5登板の防御率は3・18と本来の力を取り戻しつつある。

 カブスには元広島の鈴木誠也外野手と、今永昇太投手の日本人コンビが所属。日米通算165勝を挙げるなど、先発投手として実績のある前田はメジャー再昇格、先発ローテ入りの可能性を求めてマイナーで奮投している。

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