「ドジャース３－７ナショナルズ」（２１日、ロサンゼルス）

　ドジャースは一発攻勢に屈して連勝ならず。１番・ＤＨで先発出場した大谷翔平投手は４打数無安打２三振に終わり、３試合ぶりのノーヒットとなった。

　第１打席で初球を打って中飛に倒れた大谷。第２打席は甘い球を見逃して最後は空振り三振。第３打席はカウント３－１からボール球を振って追い込まれ、最後はチェンジアップに手が出ず見逃し三振に倒れた。第４打席は初球を打っての凡退。３試合ぶりの無安打に終わり、７試合、３３打席連続ノーアーチとなった。６月は例年、好調な状態に入るが、ここまで打率・２６０、３本塁打、７打点。直近５試合で３度目の無安打ゲームだ。

　ドジャースは投手陣が一発攻勢を浴びた。先発のメイが四回に２者連続アーチで先制を許すと、１点差に迫った六回にはロウに被弾。七回にはドライヤーが手痛い２ランを被弾し、八回もロウに２打席連続アーチを食らった。今季ワーストタイとなる１試合５被弾の悪夢となった。

　打線はパヘズのソロ、スミスのソロで応戦するも及ばず。今季最多５万４１５４人のファンが詰めかけたドジャースタジアムは大きなタメ息に包まれた。九回にＴ・ヘルナンデスが右翼ポール際へソロを放ったが、反撃もここまでだった。

　１勝１敗で迎える第３戦は大谷翔平投手が移籍後２度目の先発マウンドに上がる予定。重苦しい空気を吹き飛ばす投打二刀流の活躍に期待がかかる。