大谷翔平 報復死球から一夜明け4戦ぶり適時打 日本時間23日先発 ロバーツ監督「問題なく調整できている」
「ドジャース6-5ナショナルズ」(20日、ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手(30)は前日19日に受けた右肩甲骨下部への報復死球から一夜明け、ナショナルズ戦に「1番・指名打者」で出場し、4試合ぶりの打点となる右前適時打を放った。
約161キロの直球を当てられた影響をみじんも感じさせなかった。3-1の四回2死三塁。大谷は1ボールから甘く入った約154キロの直球に詰まらされたが、しぶとくゴロで一、二塁間を抜いた。リードを3点差に広げ、試合の流れを手繰り寄せる一打だった。初回と三回の打席は四球で出塁。注目を集めた、リーグ最多奪三振の左腕ゴアとの対決に完勝した。
試合前にはブルペンで投球練習を行った。ロバーツ監督やフリードマン編成本部長らが見守る中、ノーワインドアップで20球。指揮官は「予定された日曜日に向けて問題なく調整できている。当初の予定でいける状態」と、22日(日本時間23日)のナショナルズ戦に先発すると明言した。
19日のパドレス戦で死球を巡る乱闘騒ぎが勃発し、ロバーツ監督が1試合の出場停止処分を受けた。ベンチに監督不在で臨んだ試合は逆転勝ち。先発して5回2失点、今季3勝目で通算215勝目を手にしたベテラン左腕のカーショーは「今夜はチームの勝利だ」と言って、ブルペン陣の踏ん張りと打線の援護に感謝した。





