ドジャース 4連勝で独走態勢へ 2位ジャイアンツと3・5G差 ロバーツ監督退場に打線が奮起 大谷翔平は3年ぶり1試合4三振

 「ドジャース8-6パドレス」(17日、ロサンゼルス)

 ドジャースが逆転でパドレスを下し4連勝。デーブ・ロバーツ監督が序盤三回で退場処分となった中、打線が奮起して同地区のライバルを撃破した。大谷翔平投手は第2打席で右太もも付近に死球を受け、今季ワーストの1試合4三振を喫するなど無安打に終わった。

 ドジャースタジアムに激震が走ったのは三回だった。1死から大谷が右太もも付近に死球を受けた。打席で絶叫したシーンに本拠地は大ブーイングに包まれ、審判団が協議の末、両チームに警告を発したが、ロバーツ監督が激高してベンチを出た。

 この瞬間に三塁塁審から退場を宣告されたが、怒りは収まらずに猛抗議。球場内は騒然となり、抗議を終えた指揮官は足早にベンチ裏へと引き揚げた。

 すると打線が奮起。四回にパヘズがメジャー初の2打席連続アーチを放って試合を振り出しに戻すと、六回にはスミスが勝ち越しの2ラン。さらにパヘズのタイムリー、エドマンの2点二塁打で一挙5得点のビッグイニングを作った。

 粘るパドレスも反撃したが、2点リードの八回2死満塁のピンチをバンダがしのぐと、九回もゼロを刻んで逃げ切った。大谷は八回の第5打席でも見逃し三振に倒れ、屈辱の今季ワースト1試合4三振。2022年9月7日・タイガース戦以来の珍事となった。

 これでドジャースは4連勝。ナ・リーグ西地区2位のジャイアンツが3連敗を喫したため、その差は3・5ゲームと広がった。前半戦のヤマ場とされたパドレス、ジャイアンツとの3カード連続の対戦で6勝2敗と勝ち越しも決めた昨季のワールドシリーズ王者。徐々に独走態勢に入りつつある。

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