藤浪晋太郎がマリナーズ傘下3Aから自由契約 代理人のボラス氏「日本を含めて次の働き場所を」5月中旬から8試合連続無失点「球団にフィットしなかった」

 マリナーズ傘下3Aタコマの広報部は17日(日本時間18日)、藤浪晋太郎投手が「本日、自由契約になりました」た発表した。代理人を務めるスコット・ボラス氏はデイリースポーツの取材に退団を認めた上で「日本を含めて次の働き場所を探していく」と語った。

 藤浪は今季、マリナーズとマイナー契約を結びキャンプに招待選手として参加。開幕前にマイナー行きとなり、ここまで21試合に登板し2勝1敗、防御率5・79だった。

 5月18日のアルバカーキ戦から8試合連続無失点と好調を維持していた藤浪。制球を乱す傾向はあったが、期間中、打たれた安打はわずかに2本だった。球団関係者によるとこの日、球場で自由契約を伝えられたという。

 ボラス氏は「球団にフィットしなかっただけです…」と説明。「彼と話をして、どうしていくか考えていく」とした上で、今後は「日本を含めて次の働き場所を探していく。彼はこれからも投げ続ける。彼は健康だし、今でも強いボールを投げることができる」との見通しを示した。

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