大谷翔平 二刀流復活「1試合を通しては良かったかな」実戦優先「スムーズにいけるという判断だったので」【一問一答】

 試合後に取材に応じるドジャース・大谷翔平(撮影・小林信行)
 パドレス戦に先発したドジャース・大谷(提供・共同通信社)
 2季ぶりに投打「二刀流」が復活した米大リーグ、ドジャースの大谷翔平(提供・共同通信社)
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 「ドジャース6-3パドレス」(16日、ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手(30)が16日(日本時間17日)、本拠地ドジャースタジアムで行われたパドレス戦に「1番・投手兼指名打者」で出場。23年9月に受けた2度目の右肘手術を乗り越えて初めてマウンドに立ち、二刀流を復活させた。投手としては予定どおり1回を投げて1失点も、最速161キロを計測。打者では三回に同点適時二塁打を放つなど、4打数2安打2打点の活躍でチームを3連勝に導いた。大谷の主な一問一答は以下の通り。

  ◇  ◇

 -週1回の登板になる?

 「そうですね。100マイル近くを投げたのは術後初めてだったので、明日以降の反応を見たいと思います。1週間に1回投げつつ、イニングを伸ばしていけたらブルペン(救援陣)にとっても少しでも負担も減るのかなと思います」

 -アームアングルが下がったのは自然だったのか?

 「シンカーを中心に投げたので、そういうアングルになる。フォーシーム、スプリットに比べたら多少下がる傾向があるので、そういう影響かなと思いますけど、そこまでメカニックスに関しては気にしてない。自分のタイミングよりも早いスピードで腕が振れていたので、思ったよりもグラブサイドにボールが行ってのかなと思います」

 -打者で2安打2打点。自分の負けを消した。

 「1点取られて、バットで2点返して、1イニング消化したと思えば、トータルで見たらプラスかなと思うので、1試合を通しては良かったかなと思います」

 -ライブBPよりも実戦を優先した理由は?

 「チーム状況も加味して、僕にとってもプラスだと思います。そっちの方がスムーズにいけるという判断だったので。ライブBPでイニングを伸ばしながら4回、5回投げれるようになってから試合に入るパターンと、今日みたいに試合のレベルでそれなりの強度で投げる2通りのパターンがあったと思うので、後者を取ったという感じですね」

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