「ドジャース－メッツ」（４日、ロサンゼルス）

　ドジャース・ロバーツ監督と夫人が、大谷翔平の産まれたばかりの愛娘に、ピンクのポルシェをプレゼントした。ロバーツ監督は試合前の監督会見で「私と妻からの出産祝いだ」と説明した。

　ドジャースの公式Ｘ（旧ツイッター）はこの日、監督室でロバーツ監督が大谷にプレゼントする様子の動画を投稿。ロバーツ監督が「ショウヘイを驚かせる。私と妻は、彼の娘のためにこの電動リモートカーを購入した」と話すと映ったのはピンク色の子供用のポルシェ。部屋にやって来た大谷に「君に贈り物がある。正確には君の娘さんに、だ」と話した。練習着姿の大谷は「娘に？ありがとう」と笑顔で応じた。

　大谷は今春のキャンプでロバーツ監督の愛車を子供用のポルシェにすり替えるドッキリを仕掛けた。これに指揮官は、大谷の所有するポルシェの運転席を監督の顔をプリントしたカラーボールで埋めつくすいたずらでお返ししていた。

　動画でロバーツ監督は「われわれはいつもふざけ合ってる。これも少しジョークもあるが、君のお嬢さんへの最初の車だ」と出産祝いだと説明。大谷は「ありがとう。気に入ったよ」と応じた。

　試合前の監督会見に臨んだロバーツ監督はプレゼントについて「出産祝いだ。彼はとても感謝していたよ」と話した。