エンゼルス・菊池雄星は六回に痛恨 場外への同点2ラン被弾 5回0/3、3失点で勝敗つかず チームは延長戦を制し2連勝
「レッドソックス3-4エンゼルス」(3日、ボストン)
エンゼルスの菊池雄星投手が先発。5回0/3を8安打3失点で降板し、勝敗はつかなかった。チームは延長十回に1点を勝ち越し2連勝。
菊池は3-1の六回、先頭に四球を与えるとラファエラに左越え同点2ランを被弾。打球は左翼グリーンモンスターのはるか上を通過して場外に消える特大ホームランだった。菊池は次打者に四球を与えたところでマウンドを降りた。99球を投げ、5三振を奪ったが5四球と制球に課題を残した。
菊池は二回2死一塁でラファエラに左中間を破られる二塁打を浴びたが、守備陣が中継プレーで一塁走者の生還を阻止。先制失点を免れた。直後の三回に攻撃陣がネトの先制タイムリーやシャヌエルの2点打で3点を先取した。
その裏、菊池は先頭から3連続長短打で1点を失ったが、最後は2死満塁からトロを一ゴロに仕留めて、最少失点で切り抜けた。
菊池はこの日が今季13試合目の登板。開幕投手を務めながら勝ち星に恵まれず、11戦目の5月23日のマーリンズ戦でようやく初勝利。今季2勝目を目指したがならなかった。





