菊池雄星 11戦目で待望の移籍後初勝利!六回途中無失点、今季最多110球の熱投 エンゼルスは破竹の8連勝 勝率5割復帰
「エンゼルス7-4マーリンズ」(23日、アナハイム)
エンゼルスの菊池雄星投手が六回途中無失点、今季最多となる110球の熱投で移籍後初勝利をマークした。チームも破竹の7連勝で勝率5割に復帰した。
立ち上がりから走者を背負いながらも粘りの投球を見せた菊池。五回まで三塁を踏ませず、打線の援護を呼び込んだ。絶好調のウォードが二回に先制ソロを放つと、五回には再びウォードの犠飛、オホッピーの適時打で3点リードを奪った。
そして迎えた六回、無死一、二塁のピンチを招いたところでワシントン監督がマウンドへ。指揮官からのゲキに応えて次打者を遊ゴロ併殺打に仕留めた。状況は2死三塁と変わったが、ここから連続四球で2死満塁となったところで降板となった。
一発出れば逆転の場面だったが、2番手のストリックランドが鮮やかにピンチを脱出。遊撃・ネトの好守も光った。
菊池はここまで先発として安定した成績を残すも白星から見放されていた。前回登板の18日・ドジャース戦では一塁ベースカバーに入った際に右足首を痛めるアクシデントもあり、緊急降板。6回1失点で初勝利の権利を手にしていたが、リリーフ陣が打たれて白星が消滅していた。




