山本由伸「粘れた」6回3失点で5勝目 IL入り朗希にエール「早く帰ってきて一緒に戦えたらいいなと思う」
「ドジャース9-3アスレチックス」(14日、ロサンゼルス)
先発したドジャースの山本由伸投手(26)は6回を投げ4安打3失点で5勝目(3敗)を挙げた。
四回までに3点を失いながらもクオリティースタート(6回以上、自責点3以下)を達成した。先発の役割を果たした山本は「チームが勝てた。そういった意味で粘れたいいピッチングだった」と淡々とした口調で5勝目を振り返った。
前回8日のダイヤモンドバックス戦は満塁弾を浴びるなど5回5失点で3敗目を喫した。「今日も途中まで(前回と)同じような感覚。ボールが先行して真ん中に寄ったボールを打たれたり、反省するところがたくさんあった」。それでも試合を壊さないのが山本の力だ。
1点を追う五回。韓国出身の新人、金慧成のメジャー初弾で同点に追い付いた。2月のキャンプで努力している姿を見ていたという山本は「自分のことのようにうれしかった」と笑顔で話した。
ド軍の先発陣はスネル、グラスノーに続き、メジャー1年目の佐々木が負傷者リスト入り。自身も新人だった昨季途中に右肩痛で約3カ月間、離脱している山本は「シーズンはすごく長いので仕方のない部分もある。早く帰ってきて一緒に戦えたらいいなと思う」とエールを送った。





