大谷翔平が10試合ぶり無安打で途中交代 ドジャースは大敗 最後はロハスが大谷グラブを借りて登板 本拠地が最も沸く
「ドジャース1-11アスレチックス」(13日、ロサンゼルス)
ドジャースは大敗し本拠地9連戦の初戦を飾れなかった。大谷翔平投手は「1番・DH」で先発出場するも3打数無安打1四球。大量ビハインドで途中交代となり、10試合ぶりのノーヒットに終わった。
初回先頭の第1打席では冷静にボールを見極めて四球を選んだ大谷。第2打席はきれいに捉えた打球を放つも、痛烈なライナーとなって右翼手の正面を突いた。第3打席は打ち損じての二ゴロ、第4打席は相手の好守に阻まれての三邪飛に倒れた。その後、DHが解除され中堅にアウトマンが入ったため途中交代となった。
5月1日以来、10試合ぶりのノーヒットとなった大谷。敵地10連戦でアーチを量産するなど状態を上げて本拠地へ戻ってきたが、快音は響かなかった。好調なフリーマンもノーヒットに終わり、ベッツからも安打は生まれずMVPトリオがまさかの無安打。アスレチックスの左腕・スプリングスの丁寧な投球の前に封じられてしまった。
佐々木朗希投手の負傷者リスト入りで先発陣が壊滅状態となった中、先発マウンドに上がったナックは五回途中5失点でKO。ウィルソンに2打席連続の2ランを被弾するなど、ロバーツ監督も苦渋の表情で交代を告げた。リリーフ陣も打ち込まれ大量リードを許すと、指揮官はベッツを試合途中でベンチに下げた。
最後は野手のロハスが大谷のグラブを手に降板。1死から連続アーチを浴びて2桁失点となるも、今季2度目のマウンドにスタンドはこの日一番の大歓声に包まれていた。




