菊池雄星が三回に3点を失う 2死から3連打と自らの一塁悪送球 移籍初白星をかけた今季9度目の先発
「パドレス-エンゼルス」(12日、サンディエゴ)
エンゼルス・菊池雄星投手が今季9度目の先発登板。味方が2点を先制した直後の三回に3失点した。2死から3連打と自らの一塁悪送球が重なった。
この回は2死後にアラエス、マチャドの連打で一、三塁のピンチ。ここでメリルに右前タイムリーを打たれ、1点を返された。さらに2死一、三塁でボガーツを投ゴロに打ち取ったが、高く弾んだ打球を菊池がジャンプして処理した際にファンブル。慌てて拾い一塁へ投げたが悪送球となり、ボールがファウルゾーンを転々とする間に2人目の走者も生還して勝ち越された。
なおも2死二塁でシーツに左前打を浴びたが、左翼からのストライク送球で本塁刺殺となり4点目は免れた。
菊池は初回は2死からマチャドに四球を与え、メリルの中前打で一、三塁に。それでもボガーツを中飛に仕留めた。三回には1番・ネトが5号2ランを放ち、菊池を援護した。
菊池は今季ここまで8度の先発登板でクオリティースタートは4度。それでも白星に見放され、0勝4敗、防御率3・83でこの日を迎えた。
前回7日のブルージェイズ戦は6回1失点と今季一番の好投だったが、今季初勝利には届かなかった。



