大谷翔平 乗ってきた!チーム大勝呼んだ三塁打&3四球 両リーグ最速で40得点到達 打率・299まで上昇

 「マーリンズ1-10ドジャース」(7日、マイアミ)

 ドジャースの大谷翔平投手(30)はマーリンズ戦に「1番・指名打者」で出場し、第3打席で決勝点を演出する右中間三塁打を放つなど2打数1安打、3四球で10-1の大勝に貢献した。この日2得点を記録し、両リーグ最速で40得点に到達した。

 巧打と俊足で突破口を開いた。0-0で迎えた六回1死。左腕ギブソンが投じた外角スライダーを鋭くはじき返し、ライナーで右中間を破った。打球がフェンスまで転がる間に大きなストライドで駆け、三塁へ到達。MLBトップタイとなる今季4本目の三塁打で好機を演出すると、フリーマンの左前適時打で先制のホームを踏んだ。

 2-0で迎えた七回2死二、三塁では申告敬遠で勝負を避けられ、敵地ながら球場全体からブーイングが起こった。その後に再びフリーマンの一打で本塁生還。この試合2得点を記録し、両リーグ最速の40得点到達となった。

 敬遠を含む3四球と1安打で4度出塁し、好調な打線をけん引した。1番が出て中軸でかえす理想的な攻撃を展開し、ロバーツ監督は「翔平を歩かせてもムーキー(2番ベッツ)と対戦することになる。相手にとっては厳しいことだろう」とにんまり笑った。

 八回2死一、二塁では中堅手の好守に阻まれたものの、中堅左へと鋭い打球を放った。凡打の内容も良く、打撃は5試合連続安打で上り調子。4月25日に・260だった打率は・299まで上昇。大谷がここにきて勢いに乗ってきた。

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