大谷翔平が2桁得点の大勝に貢献 MLBトップタイ4本目の三塁打で決勝ホーム→敬遠後にビッグイニング ド軍は4カード連続勝ち越し

 「マーリンズ1-10ドジャース」(7日、マイアミ)

 ドジャースは2桁得点の快勝で4カード連続の勝ち越し。大谷翔平投手は第3打席で決勝点を演出する右中間三塁打を放つなど、2打数1安打3四球で打線をけん引した。

 試合が動いたのは六回だ。追い込まれながらも左腕・ギブソンのスライダーを鮮やかに捉えると、打球は右中間を真っ二つに破った。快足を飛ばして一気に三塁に到達。MLBトップタイとなる今季4本目の三塁打でチャンスメークすると、フリーマンの左前適時打で決勝のホームを踏んだ。

 さらに七回2死二、三塁で迎えた第4打席は、相手ベンチが申告敬遠。これに後続のMVPコンビが奮起し、ベッツが冷静に押し出し四球を選ぶと、フリーマンが右中間を破る走者一掃の3点三塁打。パヘズにもタイムリーが生まれ、打者一巡で一挙6得点のビッグイニングを作った。

 八回2死一、二塁で迎えた第5打席は左中間へ痛烈な打球を放つも、中堅・マイヤーズの好捕に阻まれた。だが第1打席、第2打席でしっかりとボールを見極めるなど確実に打撃の状態は上向いている様子だ。

 チームはフィリップスが負傷者リストに入るなど、投手陣に故障者が相次ぐ中、緊急先発のナックが六回途中無失点と好投。今季2勝目をマークした。無死一、二塁のピンチから登板したサウアーも好救援を見せ、2人で1試合を担った。8日が約4000キロを移動してアリゾナ州・フェニックスでダイヤモンドバックス戦を戦うことを考えれば、大きな好投だ。

 敵地10連戦で2カード連続の勝ち越しを決め、ダイヤモンドバックス4連戦に向かうドジャース。キム・ヘソンがメジャー移籍後初マルチを決め、アウトマンがダメ押し1号3ランを放つなど新戦力が躍動しつつある中、価値あるゲームになった。

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