「ドジャース１５－２マーリンズ」（２９日、ロサンゼルス）

　ドジャース・大谷翔平投手は「１番・指名打者」で出場し、０－１の初回の第１打席で右越えに７号同点ソロを放つなど４打数１安打１打点、１盗塁。自身８戦３８打席ぶりで、１９日に第１子となる長女誕生を公表してから１０日目の“パパ１号”となる本塁打で、今季チーム最多１５得点の猛攻をけん引した。

　試合後は報道陣の取材に応じ、父親になった喜びや妻や娘への感謝、第１子誕生による生活の変化などについて語った。

　初めて娘を抱いた感想を問われると「なんですかね。温かかったですね、フフフ」とうれしそうに笑い「予定より大きく生まれてきてくれたので安どというか。健康な状態で生まれてきてくれたのでよかった」。大谷は１９３センチ、元バスケットボール選手の真美子さんも１８０センチの長身で、大きく元気な赤ちゃんだったようだ。

　妻・真美子さんが長女を出産後は「寝不足気味でした」と言いながらも「心地のいい寝不足というか、幸せな寝不足だったので。特に苦になることなく動けた」。初めて娘を抱いた感想を問われると「なんですかね。温かかったですね、フフフ」とうれしそうに笑った。

　大谷の一問一答は以下の通り。

　－父親としての初ホームランはどう思うか。

　「１点取られた後にすぐに追いつけてよかった。出産してからホームランを打ててなかったのでいい１本になったと思います」

　－第１子誕生という大きな人生の出来事だったが。

　「無事に生まれてきてくれて感謝している。寝不足気味でしたけど、心地のいい寝不足というか、幸せな寝不足だったので。特に苦になることなく球場でも動けたかと思う」

　－家庭と仕事のバランスに影響はあったか。

　「リズム自体は少しは変わる。きょうも病院に行ってから（球場に）来たり。しばらくはそういう感じだと思う。ホームにいるうちは僕がいるが、ロードにいるときはいないので、そこが気がかりですけど」

　－この数日間で打席の感覚もよくなったか。

　「基本的にはバランス良く、きょうも打席に立てている。自分のやるべきことをどのシチュエーションでもやりたいなと思っている。また明日も（試合開始が）早いが切り替えて、継続して頑張りたい」

　－初めて赤ちゃんを抱いたときの感想は？

　「初めてですか？なんですかね。温かかったですね、フフフ（笑）。予定より大きく生まれてきてくれたので安どというか。健康な状態で生まれてきてくれたのでよかった」

　－長女誕生公表後、すぐに遠征に出た。

　「予定より早く生まれてきたので、思ったより時間はあった。妻の方もそこまで悪い状態ではなく、無事に健康な状態でその後の数日も過ごしていたので、安心して遠征に行けた」

　－名前は決まっているか。

　「チームメートや親しい方には伝えています」