カブス・今永が六回無死二塁で緊急降板 足のけいれんと球団HP 右ふとももをさすり顔をしかめる 五回2死満塁では3連続スプリットで3球三振

 パイレーツ戦に先発した今永(イマジンイメージズ・ロイター=共同)
 パイレーツ戦に先発した今永(イマジンイメージズ・ロイター=共同)
 パイレーツ戦に先発した今永(AP=共同)
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 「パイレーツ-カブス」(29日、ピッツバーグ)

 カブス・今永昇太投手が六回無死二塁で緊急降板した。

 4-0の六回、先頭に二塁打を打たれたところで右足を痛めたのか、マウンド上で顔をしかめた。カウンセル監督がかけつけ、今永は右太ももの前後を手でさするような動きを見せた。

 カブスの公式ホームページは「今永昇太は火曜夜のパイレーツ戦で足のけいれんのため六回で退いた」と伝えた。

 2番手で急きょ、登板したバレンシアが後続を抑え得点は許さなかった。今永は5回0/3を6安打無失点。打者21人に87球を投げ、3奪三振、1四球だった。

 初回を三者凡退で発進。二回は先頭に右前打を打たれたが1死後に遊ゴロ併殺で無失点で切り抜けた。その後も走者は出してもしっかり後続を断つ投球。五回は2死から連打で一、二塁とされ、1番のクルーズに対しては際どい球をボールと判定され四球で2死満塁。それでも続くレイノルズに対してはスプリットを連投して2ストライクと追い込み、最後は低めのスプリットで見逃し3球三振。ピンチを脱していた。

 今永はこの試合まで今季6試合に登板して2勝1敗。前回22日のドジャース戦は5回2/3を投げ7安打5失点。今季最多101球を投げた。初回にドジャース・大谷の三ゴロ失策が後日、三塁内野安打に記録訂正。この結果、今永が初回に失った3点は全て自責点に変わり、防御率は当初の2・38から3・18に上がっていた。

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