菅野智之 ヤンキース相手に5回無失点8Kの快投で3勝目の権利 ジャッジから空振り三振でやり返す 味方の本塁打キャッチに喜び爆発
「オリオールズ-ヤンキース」(28日、ボルチモア)
オリオールズ・菅野智之投手がヤンキース戦に初先発。5回5安打無失点、8奪三振に抑える快投で3勝目の権利を手に降板した。
4点リードの五回無死一塁、2安打されていたジャッジから空振り三振。2-2から141キロスプリットで仕留めた。この後、五回2死一塁からゴールドシュミットの飛球は中越えへ。あわや2ランの打球だったが、ムリンスがジャンプして好捕する“ホームランキャッチ”。菅野も思わずグラブをたたいて喜びを爆発させた。
初回1死からジャッジとの初対戦は2球目のスライダーを捉えられ、左前打。1点リードとなった三回、1死から再びジャッジに中前打。2-2から150キロ直球をはじき返されていた。
走者を許しながらも粘り強い投球。最速151キロ、多彩な変化球で翻弄(ほんろう)。五回まで95球を投げて、5安打無失点、3勝目の権利を手にした。
巨人のエースとして活躍し、35歳でメジャー移籍。1年目のシーズン、ここまで5試合に先発して2勝1敗、防御率3・54の成績を残している。




