佐々木朗希 プレーボール被弾は「もったいなかった」ブルペンで走った直球「球威がどれだけあるか確認したかった中で」
「ドジャース8-4パイレーツ」(26日、ロサンゼルス)
ドジャースの佐々木朗希投手は六回途中3失点で降板。初勝利は持ち越しとなったが、メジャー移籍後最多となる93球を投じ「すごく良い軌道で投げれているし、思ったところにいっている。あとは球速、球威が上がってきたら楽になるんじゃないかな」と手応えを口にした。
「試合前から真っすぐがよかった。先頭にホームラン打たれたんですけど」と初回、いきなりクルーズに初球のフォーシームをバックスクリーン左へ運ばれた佐々木。「球威がどれだけあるか確認したかった中でもったいなかった」とマウンドでぼうぜんの表情を浮かべたが、後続をしっかりと打ち取った。二回以降は走者を出しながらも粘り強い投球。四回に三者凡退のイニングを作り、勢いに乗っていくかと思われた。
しかし五回、連打でピンチを招くと、再びクルーズに右前2点打を浴びて逆転を許した。それでも粘り「体のコンディションが良かった。最低限のことはできたかなと思います」と振り返る。
前日にはスキーンズの投球を見て「本当に素晴らしかった。ああいった選手と比べてもらえるように、パフォーマンスを上げていきたい」。この日は登場曲を変えたが「最終的には自分で決めたんですけど、いろんな人からの猛プッシュがあって。選手とか職員とか。支えてもらっているので、早く結果で返していけたらなと思います」と力を込めた。





