佐々木朗希 今季最長6回2失点 初勝利またお預けも手応え「いつもと違う気持ちで攻められた」

 「レンジャーズ4-3ドジャース」(19日、アーリントン)

 ドジャース・佐々木はメジャー初勝利こそ逃したが、今季5試合目で最長となる6回を投げて先発の役割を果たした。スライダーを効果的に使い、直球とフォークボールが主体の普段とは異なる新スタイルでレンジャーズ打線を翻弄(ほんろう)。制球力も光り「いつもと違う気持ちで攻められた。テンポ良く投げられた」と前向きな言葉を並べた。

 鋭いスライダーは左打者にも多投し、前回登板で14%だった投球全体での割合は29%に増加。一回から左の3番スミスに低めに決め、空振り三振を奪った。「曲がりも良かった。一つの引き出し」と自賛。78球と少ない球数で、打たせて取る新たな一面を見せた。

 直球の平均球速は普段より遅い約152キロにとどまり、三回に高めの直球を先制2ランされたのは反省材料。好守に救われる場面もあり「いつも助けられている分、たくさんイニングを投げてチーム全体で毎試合、勝ちを目指していけたら」とうなずいた。

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