菅野智之が2勝目!本拠地のファン総立ちで拍手喝采!7回5安打2失点無四球3Kの圧巻投球
「オリオールズ6-2ガーディアンズ」(17日、ボルティモア)
オリオールズが快勝。菅野智之投手が2勝目を挙げた。4試合目の先発でメジャー移籍後最長の7回を投げ、5安打2失点3奪三振、無四球の好投だった。
前回から中4日での登板。初回、クワンからスプリットで空振り三振を奪うなど、危なげなく11球で三者凡退に抑えた。二回も10球で三者凡退に仕留め、テンポ良く立ち上がった。
1点リードの三回に先頭スチーマンに同点の中越えソロ。さらにヘッジズには2-2から4球連続ファウルの後、139キロスプリットを振り抜かれ、左越えに連続アーチを浴びた。
それでも抜群の制球力を武器に、大崩れしない。味方が逆転した直後の四回も三者凡退。五回は2安打で2死一、二塁。1番クワンを迎えたが、スプリットで右飛に仕留めてピンチ脱出した。六回は2死からアリアスを146キロ高め直球で空振り三振に仕留めると、雄たけびをあげた。
4点リードの七回は先頭の出塁を許した。だが、バイビーを遊ゴロ併殺打。続くスチーマンを148キロ直球で空振り三振。7回を投げ切ると、本拠地のファンから大きな拍手を送られた。ベンチでは首脳陣らと握手を交わした。
巨人のエースとして活躍し、35歳でメジャー挑戦。ここまで4試合に先発し、2勝1敗、防御率3・43の成績を挙げている。チームはア・リーグ東地区の最下位だが、奮闘のベテラン右腕への信頼は増している。