「ドジャース８－７ロッキーズ」（１６日、ロサンゼルス）

　ドジャースの大谷翔平投手（３０）が１６日（日本時間１７日）、来年３月に開催されるワールド・ベースボール・クラシック（ＷＢＣ）に向けて「選んでいただけるなら光栄」と改めて前向きな姿勢を見せた。試合前にはロバーツ監督がド軍の選手のＷＢＣ参加を容認する姿勢を示した。大谷は直後のロッキーズ戦で、初回にリーグトップタイとなる６号先頭打者弾。今後もＷＢＣ連覇を目指す侍ジャパン入りへ、結果を残していく。

　　◇　　◇

　－本塁打はナックルカーブを捉えた。打席の意識は。

　「本当、タイミング（を合わせる）と、甘めを打つっていう。シンプルにそういう感じにはなってきているので、あまりカウントに左右されることなく、タイミングとスイングの軌道さえしっかりしていれば、どんなボールでもコンタクトして長打にできるんじゃないかなと思ってます」

　－今季２０試合を終えて自身の状態は。

　「毎年、すごいいいスタートを切れるかって言ったら、比較的そんなにいいスタートを切ってる方じゃないと思うので。『例年どおり』ぐらいなのかなとは思ってます」

　－ジャッジが米国代表の主将としてＷＢＣに初出場。大会が大きくなっている。

　「これまでも素晴らしい選手がたくさん出ています。アメリカ代表だけじゃなくて、他の国の選手たちも素晴らしい選手たちがたくさん出ているので。その中でプレーできるっていうのは、僕自身にとっては特別な瞬間でしたし、子供の頃から見ている中で、一つ目標にはしている場所ではあったので。本当にプレーできて良かったというのが、前回大会の感想かなと思います」