ロバーツ監督 大谷翔平の場外弾「いつか出るよ」と予告 初回に飛距離約137メートルの特大弾「デーゲームか夏になれば」

 「ドジャース8-7ロッキーズ」(16日、ロサンゼルス)

 ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は初回に飛距離約137メートルの特大弾を放った大谷翔平投手について「いつか出るよ」と場外弾を予告した。

 米メディアから「場外ホームランが出ることを期待しているか?」と問われた指揮官。「しています」と即答した上で「もし(空気が乾燥した)デーゲームか、(気温が上昇する)夏になれば打球は場外まで飛んでいく。いつか出るよ」と期待した。

 大谷は1点を追う初回、追い込まれながらも浮いた変化球を完璧にとらえた。相手の右翼手が一歩も動かず、はるか頭上を越えていく打球を見届けた一撃は右翼席の最上段に突き刺さった。あともう少しで外野コンコースに届き、さらに飛距離が伸びれば場外へ-。そんな期待を抱かせるようなアーチだった。

 昨年7月21日のレッドソックス戦では右中間スタンドを越える144メートルの特大弾。打球はスタンドを越えて通路で跳ねた一撃を放った実績もある。

 ドジャースは初回の一挙7得点で試合をひっくり返し、1点差に迫られながらも逃げ切った。指揮官は下位打線の奮起を評価しつつ「今夜はショウヘイとフレディがやったことは本当に際立っていた」とたたえていた。

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